帯飾り 柏餅

Photo_2 「柏餅」の帯飾り。

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端午の節句のお菓子である柏餅。

餅を包んでいる柏の葉は
新芽が育つまで枯れた葉を落とさずにいることから
「子供が産まれるまで親は死なない」
即ち「家系が途絶えない」「子孫繁栄」の象徴と
されているそうです。

また、柏の葉は、
古代から食物や酒を盛る器として用いられていたこと、
柏の葉の薬効なども理由のひとつに挙げられると思います。

他にも、柏は神が宿る木だと考えられてきたから
子供の手が柏の葉に似ているからなど諸説あるようです。

四季折々の季節ごとの行事に供する食べ物に込められた
古人の想いや願いをそこに見る気がします。

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神の木である柏の葉に包まれた柏餅と
象牙の白く清らかな質感は
思いのほか似合いの組み合わせになった気がします。

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現代根付三人展 -温故知新-

Img_0001_2現代根付三人展 -温故知新-
会期
    5月7日(水)~5月12日(月)
会場
  池袋西武本店6階(南ゾーンC8)
        西武アートフォーラム
お問い合わせ
  03(5949)2661<直通>

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Photo_2  根付は江戸時代に、印籠、煙草入れなどの紐につけ、帯に挟む滑り止めの細工物として生まれ、独特の洒落や技巧により人々に親しまれてきました。
 現代根付は、精巧な彫りや卓越したなアイデアによる造形、その中に表現される物語性など限られた形の中に大きな魅力が詰め込まれており、鑑賞芸術としても世界的にも高く評価されています。
 本展では、福山恒山、高木喜峰、森哲郎の三作家による新作約40点を展観いたします。
 個展から新感覚までの、根付の魅力を様々なかたちで表現する三人の豊かな個性の競演をどうぞご高覧ください。

現代根付三人展 図録より

西武アート・フォーラム 催事のご案内

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山吹

027山吹(やまぶき):春4

バラ科の落葉低木。
春に鮮黄色の花を咲かせます。

空の色が初夏の澄んだ青色に変わりつつある季節、
鮮やかな黄色は、新緑の葉の中に明るく浮かび上がります。

わふが国固有の花で、
古く万葉にもその名が見えるそうです。
そのためか、英語で山吹は
a Japanese yellow rose 。
ちなみに、山吹色は、bright (golden) yellow 。

万葉人は、
黄金色の山吹を黄泉の国のシンボルともしたと言われますが
大判・小判などが、山吹色であることから、
後には、金貨をさす異称、隠語ともなりました。

032一重咲きと八重咲きとがあります。
八重は一重にやや遅れて咲きます。

江戸城を築城した太田道灌と山吹の逸話。
鷹狩の帰り、にわかに雨にあった道灌はあばら家に駆け込んで
蓑笠を借りようとしたが、黙って山吹の花を差し出す乙女に怒って帰った。
のちに彼はそのわけを知り、深く恥じて学問と歌の道を究めたという。
そのわけとは一首の古歌。
「七重八重花は咲けども山吹の実の一つだになきぞかなしき。」
蓑ひとつない貧しさを乙女は山吹の花一りんに託したのであった。

                    「花の名前」小学館:より

山吹は、八重咲きと一重咲きがありますが
一重には実が成るも、八重には実が成りません。

                      参照:「ホトトギス新歳時記」三省堂
                          「花の名前」小学館 

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山吹はバラ科の植物です。

この時期に咲いている
似たような花を集めてみました。

033 「もっこうばら」
漢字で書くと「木香薔薇」
同じくバラ科の植物です。
薔薇と名が付きますが、
茎には棘はなく
かすかなよい香りを放つため、
木香の名が付いたそうです。
八重の山吹によく似ています。

028 「八重桜」
桜もまた、バラ科の植物です。
一重の桜も花弁の色の違いはありますが
花の形は一重の山吹とよく似ていますね。

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「折形レッスン」

Photo_2  「美しい日本の包み方
     折形レッスン」
山根一城:著  文化出版局

この本によると、
「折形」は、物やお金を贈るときに
紙で折り包むそのやり方で
昔から日本で行われていた
「礼法」の一つとのことです。

こう書くと難しそうですが
例えば、ご祝儀やお香典、心付けなど
お金を手渡す時、剥き出しではなく、
包み(袋)に入れて手渡すものですが
これらも「折形」の中に入っています。

「折形」では、はさみやのりは使わず
一枚の紙で美しく包んで(折って)ゆきます。

祝儀袋とお香典の袋とを例にとれば分かりやすいかと思いますが
吉事と弔事では包み方(折り方)が異なります。
この本では、理由も含めて分かりやすく説明してあります。

水引や和紙についての説明もあり
実用的です。

お金に限らず、
いろいろなものの包み方が出ていて
どれも見て美しいものです。

この本を見て
改めて和紙の美しさを感じました。
柔らかい光を放つ和紙は
折ることにより、よりいっそう美しさが
際立つもののように感じました。

洋紙を折った時の
ピシッとした硬質な直線もまた
美しいものですが
白い和紙の折り目が作り出す
柔らかい稜線の美しさは
なんとも日本的な美しさであるように思われました。

著者の方のHP
http://www.yamane-origata.com/

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弦ノコ

108_3 「弦ノコ(げんのこ)」
材料の粗取りをするのに使う
鋸(のこぎり)です。

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丸太のような大きな材料
万力に挟んで、
普通の形の鋸で
切り出しますが、
材料を小さくきった後は
Photo_2材料を手で作業台に
固定して
弦ノコを使って、
不要な部分を
切り落としてゆきます。

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